キャラクター
黄昏の星のノア
このゲームの物語の主人公。
異常気象が続き日中の大半が黄昏どきのように赤く染まる星。ノアの髪はその空の色を思わせる美しい赤毛である。親は既になく、仲間と一緒に遺跡で集めたガラクタを売ったり、身近な大人の手伝いをしたりして自分が食べる分はなんとか稼いで暮らしている。荒廃したこの星ではこのような子供も珍しいくはないが、彼が他の子供たちと明らかに違うのは、白い竜の子を連れているということだった。
白い竜の子ナオス
黄昏の星の竜の子。
ノアが両親を失ったのは5年前、謎の黒い竜が黄昏の星を襲ったときだった。そして瓦礫の中からぼんやりと白く光る竜の子を見つけたのも同じ時だった。
生まれたばかりらしい竜の子は「ナーオ」と猫のように鳴いて、ノアの後をどこまでもついていった。ノアはその竜の子に「ナオス」という名前を付け、ふだんは「ナオ」と呼んだ。ナオスはノアにくっついて甘えた。ノアも夜に一人でいなければならないとき、ナオスといれば寂しさを忘れることができた。
ノアが自分とナオスが一緒にいるときだけ使える不思議な力に気がつくまでそう長い時間はかからなかった。
ノアの仲間
身体が大きく大飯食らいでいざというとき頼りになるゴロ。頭が切れコンピュータに詳しい、少し怖がりなエド。そして愛らしい働き者のリリィ。
ゴロとエドはノアと同じく親を失っており、自然と少年三人で助け合って(つるんで)生活するようになった、今ではかけがえのない仲間である。ノアが黒い竜を倒すために星を出たいと打ち明けたときときも、二人は迷わず行動を共にすることを決める。
リリィは黒い竜の襲来より以前からノアと懇意で、無茶な遊びばかりする少年たちをいつも気遣っている心優しい少女である。両親は無事で、母親と一緒に村の畑で農作業を手伝っている。本当はノアたちについていきたかったのだが、ノアに説得され星に残る。